初めての自作キーボード

ここ数年キーボードいくつか買って試してきたが、いよいよ自作キーボードにも興味が出てきた。以前購入したKeychron Q2のキーキャップやスイッチを他のものに交換して、打鍵感の違いを確かめたりするうちに、少しキーボードの内部も分かってきて、自作もできるかもという自信がついたのもある。

KBDfans D65のDIYキットをベースにキーボードを作った。はんだ付けする必要がないソケット付きのPCBのキットなので、自作と言っても、工作というほどの要素はない。自作PCなどと同じく組み立てる、といった感じだ。

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このキットには組み立て手順を説明した動画もあり、何をすればいいかは非常にわかりやすかった。

今回自作のため購入したものは以下の通り。

DIYキットにはスタビライザーも付属しているのだが、あえて別途個別に買っている。というのも、Keychron Q2を使っていた時に気になっていたのがスペースキーの音が少し響きやすいことで、自作するならスタビライザーに一番手をかけてあげた方がよさそうだと思ったから。また、DIYキット付属のCherryのスタビライザーを使う場合は、スタビライザーのステムの底面の突起を切り取る手順があるのだが、DUROCKのスタビライザーではそのような突起がないため、その手順を省ける。

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この動画を参考にしつつ、スタビライザーには丁寧めにルブ付けした。このルブ付けが組み立ての中では一番難しそうな手順に見えたが、勝手が分かればそんなに難しくはない。

組み立ては、不慣れななりにがんばって3時間程度で終わった。そして、できあがりにも満足している。ポリカーボネートのプレートや、キーキャップ、キースイッチの塩梅により、全体としてはgentleな音やさわり心地になっている。懸案だったスペースキーも、スタビライザーのルブが功を奏したか、まあまあ静か。これから使っていこう。